先週末は映画を観に行きました(^^)
元々SFが好きなのですが、この映画は前から気になっていて、
時間が空いたので、観に行くことにしました。
映画は「この世界の片隅に」です。
戦争当時の呉を舞台にしたアニメーションです。
もうすぐ公開も終わりだと思いますので、滑り込みセーフです(^^;)
広島から呉へ嫁いだ、ごくごく普通の女性を主人公に描かれた作品です。
主人公すずの声はあの「のん」(能年玲奈)さんが演じています。
声については賛否両論があるようですが、映画を観る限りは、
おっとりした主人公に合っている声、話し方だと思いました。
戦時中の映画ですが、戦争映画ではありません。
戦時中の生活の大変さ、大変だけどその中に楽しみを見つけて、
明るく生きようとする人達、まさに笑いあり涙ありの映画でした。
ただ、少し衝撃的な場面が出てきます。
戦争の悲惨さもしっかり伝えています。
と思うと急に、ファンタジー?なキャラクターが出てきたり、
夢なのか、現実なのか、分からなくなる場面もあり、ほっこりさせます。
これはアニメですが、大人向けのアニメですね。
当事者だった高齢者の方は懐かしく思うかも知れませんし、
戦争を知らない我々50代にとっては、親や祖父母の世代の大変さが分かります。
こんな大変な思いをしてきたんだなぁ、と思いました(--;)
映画ではあまり泣いたことは無い私も、観終わった後、ふと涙が流れました。
この作品はリピーターが多いそうですが、分かる気がします。
DVDが出たらもう一回観て見直したくなる映画でした(^^)
先週から少し時間は経ちますが、何となく今も映画のことを考えてしまいます。。